空調服とは?メリット・デメリットについて徹底解説!

最近、記録的な猛暑が続く夏において、企業は暑さ対策として空調服を採用する傾向が増えています。ここでは、空調服の概要やメリット・デメリット、着用時の効果についてわかりやすく説明します。

空調服とは、バッテリーで動作する小型ファンを内蔵した作業服のことです。最近では、「ファン付きウェア」や「ファン付き作業服」としても広く注目されています。空調服は上着に電動ファンが組み込まれており、着用することで外気が服の内側に取り込まれ、汗を蒸発させて体を冷やし、快適な涼しさを提供します。

その「着るだけで涼しくなる!」という特性から、近年テレビなどのメディアでも注目され、空調設備のない工場や屋外の作業現場だけでなく、ゴルフや釣り、登山、キャンプなどのアウトドア活動でも広く利用されています。

 

メリット1:作業効率アップ

空調服の一番のメリットは、暑い夏の屋外の作業効率が大幅にアップするということ。
体温や発汗量を一定にしてくれるので、体力の消耗が防げます。

一時間作業して15分休憩していた現場でも、一時間半から二時間連続して作業ができるようになります。
作業効率がアップすることで、コストを削減出来たり業績がアップしたりすることにも繋がります。

ただし作業中の暑さの感じ方は人それぞれ、空調服を着用しているからと言って休憩時間はキチンと取りましょう。

 

メリット2:カラーバリエーションが豊富

空調服はカラーバリエーションやデザインが豊富に揃っています。
たとえばイベントシーンではスタッフが着用する空調服を男女ペアでコーディネイトすることができます。

他にもヘルメットの上から被れるフード付きのタイプや高所作業におすすめのフルハーネス仕様など、使用する現場によって機能を選べます。
最近ではスタイリッシュに着こなせる空調服も登場していますので、自分の好みや会社のイメージカラーに合わせてみてはいかがでしょうか。

 

メリット3:快適な風量調節が可能

空調服はスイッチで風量が調整できるタイプがほとんどです。
段階的に風量を調節できるので、体の冷え具合や作業内容に応じていつも快適に使えます。
スマホアプリから操作できるものもあり、風量調節も4段階と様々です。

 

メリット4:熱中症対策に必須アイテム

空調服は熱中症対策に高い効果を発揮します。
炎天下の道路工事や火気を取り扱う現場、真夏に人が集まる場所では熱中症のリスクが高まります。

しかし空調服を着ているだけで、体の冷却に不要な汗を蒸発させて快適に感じる温度にしてくれます。
ファンによって空気は首や袖周りから排出されますので、熱くなった空気は服の中にこもることがありません。

 

 

デメリット1:使用環境

空調服はどんな場所でも使用可能な訳ではありません。
空調服のファン部分にはフィルターが付いていないため、ホコリや粉じんが多く発生する場所では基本的に使用を控えた方が良いでしょう。

また湿度が高い場所での使用もあまりおすすめできません。
内部に取り込まれる空気の湿度が高いと、気化熱の作用が十分に発揮できないためです。

 

デメリット2:価格

空調服は普通の作業服よりも価格が高い傾向があります。
昔に比べてずいぶんお手頃になりましたが、それでもセットで2万円前後します。

とはいえ熱中症になって病院にかかったり、労災事故が発生することに比べれば費用対効果が高いのでは?
予算を考えながら計画的に空調服を導入することをおすすめします。

 

デメリット3:ファンの音

空調服=ファン付き作業着なので作業中に気になることはないですが、ファンがずっと回っている状態なので静かな場所だと音が気になります。

電車の中でも使っている人は、たまにいますが周囲が静かな場所だと使いにくいです。

手持ちの扇風機が腰部分で動作しているので、静音の製品でも風量を強くすると「ウィーン」という音は鳴ってしまいます。

 

 

空調服は夏場の作業を快適にしてくれるアイテム

空調服とは何かについて紹介しました。空調服を着ることによって期待できるメリットや注意したいデメリットがご理解いただけたのではないでしょうか。
当店では、G.B.Z株式会社の「COVELL空調冷風服」で素敵な商品を豊富に取り揃えていますので、見た目にこだわって選びたいと考えている方は、ぜひご利用ください。

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